とろとろとろ火であぶったとろが旨し。
←もっと押して欲しいな（；。；）
最近友達に会いに新潟へいったんです。
まだ記憶に新しい地震があった時に彼はおもいっきり
新潟にいて、直ぐに電話がかかってきたんです。
友達「おいおい！マジでやばいよ！助けてくれよ！！」
僕「どうした、どうした、大丈夫か！！！」
友達「いま棚の間に挟まってんだよ！！助けてくれ！！！」
僕「お前僕に電話してる場合じゃないだろ！！他の奴に助け求めろよ！！」
友達
「みんな棚に挟まってんだよ！！！」こんなことがあってやはり心配だったのもあって会いにいくことに
決めたんです。僕と彼の時間の都合がたまたまあったというのも
あったんで、僕は早速新幹線に乗り込みました。
東京から新潟までの新幹線に乗っている間、席なんて一個も
空いてないし、新幹線に慣れていないということもあったんで、
挙動不審の浮浪者みたいな感じで、階段でうずくまりながら
新潟に着くのを待ちました。
新潟へ着くと、久しぶりの再開です。再開した友達は
あいかわらずボロイ原チャをひきずっていて、金が
ないからこの原チャ東京から新潟まで乗ってったんだもんな（－。ー；
なんて少し感慨にひたっていると、
友達
「俺バイクだからお前バスで適当に来て」久しぶりの再開で一言めで何とも冷たい言葉。僕は
見知らぬ土地で一人ぼっちにされました……
その後、何とかバスを探して彼の住むマンションへついたんですが、
何気にいい所に住んでやがるんですよ！！
会社が少し金を出してくれるとかなんとかで、
最上階には大浴場なんてのも付いていました。
その日はファミレスで少し遅めのご飯を食べて、
友達は上司との日記をもくもくと書き上げた後で就寝。
明日はどこにいこうかな～なんて考えていました。
次の日の朝。
「じゃ～仕事行ってくるわ！！！！」僕「お前仕事ないって言ったじゃんかよーー！！」
友達「ごめん。間違えた」
完全にはめられました。僕は新潟で一人、何をすればいいのでしょう。
そして友達は家を出る間際にこういい残しました。
「一階に管理人いるからお前外に出たらもう入ってこれないからな」何か、このマンション部外者立ち入り禁止らしいんです。
だから、僕は外にも出れない引きこもり。
友達「暇だったら掃除しといてな！！」
こいつ、これが目的で僕を新潟まで呼んだのか……
この言葉に痛く憤慨した僕はそんなの知るかと外へ飛び出しました。
【ここからは一人の人間の何気ない一日である】
外へ飛び出した僕は真っ先にスロット屋を探しました。
とりあえずバスに乗って市内まででると一軒だけ錆びれたスロット屋
を発見することができました。実をいうと金の無い僕は
スロットで元を取ればいいじゃないか！などという
安易な気持ちで新潟まで来てしまったのです。
とりあえずスロット屋へ入って『北斗の拳』を打ち始める僕、
昼前には財布の中にあった５万円が無くなっていました（Ｔ△Ｔ）
いや～、本当に震えましたね(((ﾞ◇ﾞ)))
新潟まで来て一文無し。てか、帰れないジャン！という
状況においこまれたんです……
僕は店を出るとただひたすら駅前を目指して歩きました。
せっかく新潟まで来たんだし、金のことを忘れるためにも
有意義な旅にしようと。
いや～川が本当にきれいだった。こんな綺麗な川をみれたんだ。
カンボジアの子供達よりは恵まれてるな…まずは国内から募金
活動してくれないかな……そんなことを考えながらお腹が空き
一人ですき屋へ行って一番安い牛丼を食べました。
ふ～、全然楽しくない……旅というよりも自分について
真剣に考えなくてはいけないのではないかと思ってきました。
その後お金もないし何も出来ない僕がベンチでポツンと座っていると、
空から綺麗な粉雪が舞い降りてきました。
まじで面倒くさい。最悪な気分です。僕は寒い中、とりあえず
彼のマンションの近くまで戻ることに決めました。
マンションの近くまで着くと、僕はマンションの中を覗きました。
すると友達の言った通りはげたおじさんがフロントの所に
立っていて、怪しそうな僕をちらちら見てきます。
これはだめだとあきらめた僕は近くの古本屋へ行って
時間をつぶすことにしました。
その時時間はまだ２時ころです。友達が帰ってくるのは２３時頃、
こんなの待っていられるかと、僕はもう一度マンションを
見に行きました。やはりいる。あいつがやはりいる。
こんなことを５回くらい繰り返したんです。いつかチャンスは
おとずれると。本屋からマンションまでだいだい５００メートル。
寒い寒い雪の降る中を、缶コーヒーを買うお金も持っていない
僕は、何ともまぬけな姿をさらして、車の中から指をさされて
笑われていたんです。
僕がこんなに頑張っていたのは、友達が帰ってくるまで
待ちきれないというのと、寒すぎて『大浴場』に入りたい！！
というのがあったからなんです。
そんなこんなで６回目。僕は血死の覚悟でもう一度マンションまで
舞い戻りました。するとです！！マンションのはげのおやじが
何か帰ろうとしているんですよ！！
きましたきました！！！神は僕を見捨てなかった！！！！！
本当に興奮しきっていた僕は、管理人にばれないように
一度マンションの裏に回りました。そして、管理人が
もう行ったどろうというタイミングを見計らって
もう一度マンションの入り口へ舞いもどったんです。
もう必死で必死で、顔とかもふぐみたいになってたし、
意識レベルがはんぱじゃなかったですね。
そして、僕は必死で走りました。本当に必死で。
マンションの入り口を覗きながら、かつ繊細な神経で
管理人の存在をも確かめながら。
その次の瞬間。
『ガッ』階段でつまずいた僕の疲れきった寒い体は、
何の抵抗をすることもできずに顔面からコンクリートに
叩きつけられました。
「ぬぅぐぅぁぁぐるうぁえはおあぁうぎごくぃあぉぁえんじゃんぬぉ～～～～～～」
もう本当に声にもならなかった。わざわざ新潟までにて僕は何を
しているんだと。みんなが温かい部屋の中でぬくぬくしているのに
寒い新潟のど真ん中で、階段に足をつまずかせ顔面を直撃しているなんて、
生きている価値があるのか僕？ってくらいへこみました。
けど、チャンスはここしかない！と思い、痛い顔面も我慢して
犬がう○こをけちらすときのような足の回転でマンションの
中へ入り込みました。そして友達の部屋へと戻った僕は
友達の洗面用具を片っ端から持ち去り、最上階の大浴場へ向かいました。
きたーーー！！天国への時間！！！！！部外者侵入不許可だけど、
周りの人がどんな目でみようと僕はその人の前でバシャバシャ
泳いでやるつもりでした。
金曜日。
『女性の日』これにはもう怒る気にもなれなかった……その場で座り込みましたよ。
部屋へ戻った僕は、友達が部屋のシャワーは一リットル単位でお湯を
買う仕組みで高いから使うなって言っていたんですけど、
全部使い切ってやりました。
そんなに掃除してもらいたいんだったら掃除してやるぜ！！！
とか一人でいいながら、お湯をたっぷり使って風呂掃除してやりましたよ。
まー、こんな感じで後、４日くらい新潟にいたんですが
それは又今度か着ます。もっと激しいこともあったんで。
長くなってしまいました。最後まで読んでくれた方、
本当にありがとう御座いますｍ（－＿－）ｍ
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です♪
