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いや〜、昨日初めて日記を書いて、何ていうんですか、来客数50人!!
いやいや〜、いい出だしですよ。頑張った僕。50回も自分のサイト見ちゃってさ。
そんな訳で、昨日、自分のページの試行錯誤をしているときに、ふと思い出したんですよ。
何年か前、同じ様に試行錯誤したときがあったな〜と。
僕は漫画とか読むのが凄く好きなんですけど、コンビ二で立ち読みをしては、
「この4コマ漫画つまんねーなー」
なんて、毎回の如く思っていた訳なんですね。そこで僕は思い立ったんですよ。
よし!!自分で面白い4コマ漫画を書いて、4コマ界に震撼をもたらそう!!と。
思い立ったら早いもんで、僕は次の日にはいろいろな材料を買い揃え漫画を書き始めました。
アイディアなんていくらでも沸いてくる。センセーショナルな僕の世界。まさしくポケワールド!!そして僕が書き上げた漫画はこんな内容でした。
コマ目→ビルに映る月明かりを眺めながら、エリートたちが恋を囁く都内の某レストラン。拓海と亜希子はワイングラスを傾けながら、フォアグラなんかを食っていた。
コマ目→拓海はちょっと頬を赤らめている亜希子に「今夜は帰さないよ」とか、酔いも一気に醒めるようなアンビリーな一言を言い放つ。そして、その言葉を聞いた亜希子は、またまたアンビリーな展開で、「いいわよ」なんて言っている。
コマ目→酒もはいりいい感じになった二人は、店を後にして、拓海の住むマンションへ行くことにした。二人は、霧雨のような夜のライトに照らされながら、恥ずかしそうに腕を組み、拓海の部屋へ入っていった。
コマ目→拓海の部屋へ入ると、亜希子はベッドの上で横になった。それを横目で確認した拓海はワイシャツのボタンを外し、全裸に。そして、なぜか二段ベッドの上の段で、一段目で寝ている亜希子を無視してひたすら腰を振っていた。
パーフェクト
僕は4コマ界の救世主だ!!といわんばかりに震撼しましたよ。
それで、その雑誌の締め切り日が月末で、僕が何個かの4コマを書き上げたのも
締切日のギリギリだったので、僕はその会社に電話をして少し遅刻するかもしれないけれど
今日中には渡せるんでお願いしますとか言っといたんですよ。
僕は頭が良いので、事前に遅刻すると予測しておいたのですよ。そう、締切日のその日にも、まだ僕の4コマは完成しきっていなかったからです。だが頭が良い僕なので、そこは臨機応変に対処しましたよ。まず、その会社の近くのコンビ二で筆ペンを買って、塗り終わっていない場所を素早く塗りました。その後、タイトルもまだ決まっていなかったので、適当に筆ペンで
『気分次第』とか本当に適当としか思えない走り書きで書き終えて、最後にペンネームを、確か、灰色7とかいう名前にしてました。
そして、全てをやり終えた僕は、予定より3時間くらい遅刻して会社に到着。そうとう大きな会社でしたが、僕の「電車が今日からスピード制限を下げたらしくてー」とかいうアホとしか思えない言い訳を真に受けてましたから、実際はたいしたことないんでしょう。
その後、無事完成した僕の4コマをその太っちょ君に渡して僕は家路に着いたのです。
それから何週間かが経って、僕の出した4コマの結果が発表される日がきました。僕は少し緊張しながらも、とうとう俺も漫画家デビューかーなどと思いながらその雑誌を手に取り発表を見ましたよ。
そこには、特賞!灰色7先生!!!などという文字は一つも無く、何か、何とかザビエル大先生にめちゃめちゃ批判されてました。ザビエルって……
そんな訳で、僕の野望は夢の藻屑となって消え、それ以来4コマなんて一回も書いていないのでした。灰色7大先生になって、新人漫画家をめちゃめちゃ批判したかったのに……
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